sumachanの日記

30代半ば、3年間の妊活を経て晴れて妊婦へ

自己注射、そして採卵

体外受精に対する最大の不安の2つ、それがこの自己注射と採卵でした。

 

(あともう一つはお金、、、)

 

果たして自分にできるのか、かなり不安でしたけど、進んでしまうとそんなこと思ってる暇なく、あれよあれよとやることになります。

 

 

私はショート法という誘発方法でした。

転院したクリニックの方針は、主に高刺激。

 

でも説明会の際、どんな方法にも対応してますとの話だったので、なんとなく「どれでいきますか?」とかくらいは聞かれるのかなーとか思ってたら、まったくそういうことはなく、

 

はい、何日目からこれを注射してこれを点鼻して、こうしてこうしてくださいねー、

 

とそれはもう、ポンポン説明されました。

 

 

私から、「あのぅ〜、これはいわゆる何法ってやつなんですか?」

と聞いて初めてショート法、と言われ、

 

「数値的にも問題無さそうなので、とりあえず1番スタンダードな方法でやっときましょう」

 

とのことでした。まぁ特に希望があったわけではないですが。

 

 

私はD2からブセレキュアを朝夜と1日2回点鼻、そしてゴナールとHMG富士をD3から6日間注射しました。

 

 

自己注射、、、最初は手震えました、、

針刺すのは痛く無いけど、液を流し込むのが痛いですよね、、

一回失敗して、すごい青タンになってしまいました(;´Д`)血管にあたっちゃったらしい。

 

ポジションが大事なのか、痛みの強い時と弱い時がありました。

 

 

D8に診察すると、結構卵胞が育ってたみたいで、採卵日はD11で決定しました。

最初の診察では、D13〜15くらいかな、と言われてたので、これも大慌て💦

旦那さんが朝いる日でよかった〜

 

採卵前々日の夜10時から11時に、HCGを打ったら後は待つのみです。

 

 

採卵2日前くらいからですが、お腹が張るわ張るわで、妊婦かのようになってました。

なんか気持ち悪いし、腹部膨満感というやつです。

これが噂のOHSSか?と心配になり、相変わらず検索魔になってました。

 

そして、緊張のあまり、まったく寝れず、当日に至ったわけです。

 

 

当日は、旦那さんは仕事のため、初・自宅採精でした。

病院は近いとはいえ、なるべく提出までの時間は短い方がいいかな、と思い7時半くらいに出してくれるといいなーというと、ほんとに7時半ぴったりに発射してくれました。(言い方←)

ほんと、協力的でいい旦那です。笑

 

 

カップを持って、すぐに病院へ。

その日は他にも何人か採卵の人がいて、私は8番目でした。

術衣に着替えて、トイレに行って、痛み止めの座薬を入れてもらい、点滴を打って、リカバリールームで待ちます。私は今回、局所麻酔でしたが、何かあったときのために点滴を入れておくそうです。

私の行ってる病院はベッドがカーテンで区切られてるタイプ。会話が結構丸聞こえでした。

 

順番を待っていると、次々に終わったと思われる人たちが帰ってくるのですが、その声が皆さん意外と元気そうで、あれ、もしかして大丈夫なのかなとか思ってたんですけど、、、

 

 

なんと、ちょうど私の隣のベッドの人が

ものすごい息も絶え絶え帰ってきました。

 

「はぁ、はぁ、、、」

「大丈夫ですか?痛み止めいりますか」

「お願いします...」

 

みたいな会話が聞こえてきて

((((;゚Д゚)))))))ひぃ〜

と、かなり恐怖心を煽られましたよ。。

 

 

そして、いよいよ自分の番が、、

 

手術室に入ると、先生に名前と生年月日を言って、看護師さんの指示に従って態勢を整えました。

そりゃあもう、流れるような作業でした。

 

そしていよいよ、恐れていた麻酔。

 

いつ来るいつ来る、、、と、覚悟してたんですが、

「今打ってますからね〜」と看護師さんに言われ、

 

え!これ?!ってなりました。

 

怖すぎて、家やリカバリールームで、10回以上はシュミレーションしてたおかげか、なんと、思ったよりは痛くありませんでした。

てゆうか、先に入れた座薬のおかげだと思います。

座薬様、、、!

 

その後いよいよ採卵になりましたが、麻酔が効いているのか、それも思ったよりは大丈夫な感じ。

 

看護師さんが2人、サイドから

 

「大丈夫ですよ〜、ゆっくり息をしてくださいね〜〜そぅ〜〜上手ですよ〜〜」

 

と終始優しく声をかけてくれました。

横にモニターがあり、看護師さんが、今何をしていると教えてくれるんですが、

 

キュイーン、キュイーン

 

て音がするんですよね。

卵を吸い取ってる音だそうで、

そのうちその音が妙にマヌケに感じてきました。

 

緊張すると、とにかく黙ってられない私。

 

「なんか、変な音ですね、、」

「何個くらい取れてるんですかね?」

全身麻酔の人って、今日で何人くらいいるんですか?」

 

など、ずっと看護師さんに話しかけてしまい、

先生からすると、お前ちょっと黙れ

と思われたかもしれません。

反省反省💦

 

 

なんやかんやで、採卵時間は10分そこらだったと思います。

とにかく看護師さんが優しかったため、何とか乗り切ることができました。

 

その後、リカバリールームに戻ると、あったかい飲み物とお菓子を持ってきてくれました。

 

ただ、私が戻るころには、ほとんどのベッドは空いていて、ゆっくりするという感じではなく、お茶とお菓子を頂いたらすぐに着替えて出ました。

痛みは少しありましたが、生理痛みたいな感じでした。

 

その後、内診と診察。

内診の時に、ガーゼは抜いてもらいましたが、スルスルスルスル〜〜と、色んなブログで皆さんがいってる万国旗感を感じて、これか!と思いました。笑

 

取れた卵の数は10個。

高刺激でこれは多いのか少ないのかはわかりませんが、とりあえず初回なので、ふりかけと顕微を半分ずつにしてもらいました。

 

何せ、今までいっっっかいもかすったこともない私。。

果たして受精するのか、、、

 

ドキドキ不安な時間ですね(;´Д`)

祈りながら待ちたいと思います。